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経営診断

戦略会計・戦略診断

戦略会計

会計には、もう一つ経営の現実を変える力があります。
戦略会計には、統一化された概念フレームはありません。

(下図:マネジメントのフローチャート参照)

   

 ビジョンアプローチ・外部環境アプローチ・内部資源アプローチの3つがあり、

 これらをバランスよく適用することが肝要です。

 経営戦略を適切かつスピーディに実行していくために、戦略会計の導入は必要不可欠です。

経営者の仕事は、

     

 企業の方向性を示すこと

 資源の配置・配分を決定すること


経営者が、特に理解し使いこなさなければならない会計が戦略会計です。

経営者に必要な会計です。(戦略会計は経営者会計です。)

三つの会計(財務会計・管理会計・経営会計)を有機的に結合して経営しなければなりません。

 経営会計は戦略会計と資金会計から成り、

 戦略会計はアプローチから経営戦略会計・戦略配分会計・戦略管理会計に分かれ、

 資金会計は資金の種類と捉え方(静的・動的)により様々な形に分かれます。


戦略(配分)会計

変動損益計算書を図表化したものに、「損益分岐点STRAC(利益改善)図表」があります。

管理会計(部分最適を目指す)上の直接原価計算方式の損益計算書です。

感覚的で簡単かつ実務的に優れています。

全体最適を目指す戦略(配分)会計、資金会計にも利用可能であり、経営者には必ず理解し、活用してほしい経営(者)会計です。

下図(損益分岐点STRAC図表)を参照してください。

◆欠点1.会計自体の構造的な欠点

☆利益は、”お金”ではありません

 →収支図表と収支分岐点(資金繰り損益分岐点)の導入が必要です。

☆過去会計

 財務会計からの脱却      

 →利益管理会計(①③)・資金会計(②④)の導入が不可欠です。

◆欠点2.単純化された物の欠点

☆シンプルで分かりやすいが、省略されたものを補う必要があります。

 →欠落部分 ・・・ 経営は人、もの、金、知識

売上を”数量×単価”だけで表すのは算数の世界で、現実の世界は複雑で経営(事業活動)は多面的な活動です。

 従って会計の守備範囲を拡張しなければなりません。(経営と会計の一体化)

 特に戦略と会計の一体化が大事です。

  →戦略配分会計の他に経営戦略会計・戦略管理会計の導入も必要です。

   戦略は会計に従い、会計は戦略に従います。

 戦略診断と戦略会計は不可分です。

戦略診断

企業の持続的成長・発展のためには、売上や利益等の目標値差異の財務診断のみならず、

収益性、成長性適合性としてのドメイン創造力や外部環境、内部資源適合力にまで範囲を拡げ、戦略診断を導入すべきです。


戦略診断と合わせて、TKCFX4継続MASシステムの利用とビジネス・デザインマップの活用、ならびに戦略会計システムが不可欠です。

その前提条件として、正確な会計帳簿の作成に裏づけされた財務会計利益管理会計の構築がなければなりません。

デザインマップ(簡略版 A4サイズ)

シンプルで解りやすい

(変動P/Lの利益管理図表と同じ)

●収益性、成長性、内部環境適合性は省略

(ここでいう”収益性、成長性”は財務診断のそれではなく、定性要因の”成長性、収益性”のことです)

●4軸ドメインの適合性のみ診断可能



マルチ実務版(A3サイズ)は詳述…収益性、成長性、適合性 全て 診断可能

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